新聞のコラム"天声こども語"で要約力を身につける

音読が楽しくできるようになれば、次は、大意要約です。

少しまとまった文章を読んで、その意味をまとめる練習です。

.

❤︎コラム”天声こども語”と”天声人語”

.

教材として最適なのが、朝日小学生新聞の"天声こども語"や朝日新聞の"天声人語"のような、新聞朝刊のコラムです。

.

コラムを書いている人は、各新聞社の中でも、最もわかりやすい文章を書く人です。

内容はさることながらが、読み易い良文に触れることは、作文の勉強にもなります。

.

コラムは各紙ごとに文字数が決まっています。

"天声こども語"なら374文字で書かれています。これを約半分の180字程度にまとめていきます。

.

❤︎大意要約をする前の練習

.

まず"天声こども語"をしっかりと読みます。

次に書かれていた内容を元に、子どもに質問します。

.

例えば

「どんなことが書いてあったの?」

「読んでみて、どう思った?」……

と子どもの意見を引き出します。

.

子どもの意見に対して

「お母さんは、こう思ったよ」

「こういうふうにも考えられるんじゃないかな」といった感じで、

反論ではなく、別の視点からの意見を出してあげます。

これが子どもの考えを深めるための刺激となります。

.

自分の考えとは異なる捉え方や意見を聞けば、

素直な子どもは

「あれ、どうしてだろう?」

「なぜ、そんなふうに思うのかな?」

と考えます。

.

❤︎意見交換が、子どもの意見を引き出す

.

この作業を繰り返すことで、子どもは徐々に、自分なりのこだわりや疑問を持って文章を読むようになります。

.

書かれている内容を、いったんはまず受け入れる。

その後で受け入れた文章に対して、子どもなりに批判的に読み込めるようになるのです。

.

こうした訓練を繰り返すことで、文章を読んで考えることが習慣化されます。

.

❤︎深い読みができる

.

文章と主体的に向かい合うようになれば、

深く考えずに読んでいた時には、頭を素通りしていた言葉の中身が、しっかりと頭の中に残るようになります。

.

❤︎言葉の使い方にも興味を

.

また、文の中で使われている用語に対しても興味が湧いています。

.

「どうして、この文章を書いた人は、この言葉を選んだのかな? 他にも似たような言葉があるのにね」

と疑問を投げかけてあげると、子どもの頭はさらに動き出します。

.

細かな表現にも関心を持たせてあげてください。

「同じことを、違う言い方で表現したらどうなるかな」と質問します。

.

❤︎そうした練習をした上で大意要約に取り組みます

.

大意要約は、文章を読んで何が書かれていたのかを"自分の言葉"でまとめる訓練です。

要約することで内容に対する理解が深まります。

.

❤︎短くまとめて、文章の骨格を見つける練習

.

元の文字数に対して半分にまとめる練習をしたら、

次は3分の1に100字にまとめてみる。

一行だけを抜き取るなら、どの文章になるかを考えます。

.

抜き取るだけでは意味がわかりにくいなら、どのような文章にすれば、言いたいことが伝わるかを考えてもらいます。

.

❤︎まとめ。コラムは世の中の動きや季節感を知ることができる

.

これまで、新聞コラムを読んで、要約をする練習を説明しました。

.

題材として"天声こども語""天声人語"などの新聞コラムを使う理由は、もう一つあります。

.

それは、書かれている内容によって、世の中の動きを知ることができるからです。

.

季節や世相の移り変わり、

大きな事件についての捉え方など

タイムリーに、コンパクトに文章化されているのが、新聞のコラムです。

.

コラムを元にして親子で話し合う機会を持つことで、社会常識や季節感に対する子どもの理解が深まりますね。

閲覧数:18回0件のコメント

最新記事

すべて表示